修行記

2013年09月04日

地元のぶどう農家でありながら売れっ子野菜ソムリエの真野敏子さん。
今回も凄いお料理を試作してくださいました

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社長も感動のこのお料理。
サラダ仕立てになっている寿司飯の部分に「赤ワイン梅酒」が使われているんです。
見た目も色もすごく美しいんですが、香りも最高
ご飯の歯ごたえや上に載っている具材との相性も抜群です。
ほんのり甘くて上品で柔らかな酸味、辛口のワインが欲しくなります。

一番の驚きはその材料と作り方です。
味付けは赤ワイン梅酒とお塩だけ。お酢もお砂糖も無し。
しかも、お米と赤ワイン梅酒を一緒に炊き込むわけではないらしいです。
もっと・・・もっと!簡単に作れるらしい。

社長も言葉を失ったおいしさ。
詳しいレシピがとっても気になります。
真野さん、お料理教室また開催してくださいっ

担当:見習い
めちゃくちゃおいしいです。こんなごはん、食べたこと無いです。私は写真の真ん中のアボカドとイクラのが一番好きです。左端は冬瓜とカボチャ、右はとろろ芋です。社長は「こんな旨いもんが作れる赤ワイン梅酒をつくるなんて、おれは天才や」と言っていました(笑)「真野さんが凄いんです!」とけん制しておきました。

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2013年08月31日

ワイナリーの作業は体を使うことがほとんどです。
体力勝負です。
暑くて(畑・外)寒くて(醗酵室)重くて(ぶどう)痛くて(マメ)しんどいですが、これでもかと言うくらい汗をかくのは爽快です

それとは違う意味で過酷な作業。
手作業での除梗
たいした作業ではないんです。
収穫されたぶどうの実をひと房ずつ手に持って、きれいな粒だけをプチプチもいでいく。
ただそれだけです。
延々と黙々とひたすらその作業を続けます。
すごーーーく地味です。
今日は100キロ程度だったのですが、ちっとも進みません。

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しかもぶどうは新鮮。
なかなか軸から離れてくれませんし、ぎゅっと詰まった種類のぶどうだと房の中の方が取りにくくて粒を潰してしまい、衛生帽にもエプロンにも制服にも果汁が飛びます。
手袋をはずしたい衝動にも駆られます。
肩も腰も痛みます。

でも、この作業の攻略法が一つだけあります
それは『みんなやる』こと
100年以上前の創業期に思いを馳せながら、寄り集まって黙々とプチプチ・・・。
ひとりだとすぐに嫌になりますが、みんなでやるとちょっと楽しいから不思議です

みんなで数時間かかった作業ですが、除梗機でやると5分もかかりません。
(選果はできません)
手作業も機械もそれぞれいいところはあります。
でも機械と言う選択肢があるだけで、日頃の便利さを心底ありがたく思えた1日でした。

担当:見習い


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2013年07月25日

いよいよ搾り作業が始まりました
今年は晴天が続いていた為か、デラウェアの搾りがいつもよりも10日くらい早い始まりです。
ワイン醸造の研修会で学んだことを生かすべく、まずは果汁の数値の計測から見よう見まねで取り組んでいます。
社長は助けてくれないので、試験手順の検討から独力です。
実験器具の扱いは恐る恐る・・・
試験用の薬品の扱いにも慣れておらず恐る恐る・・・
途中で失敗してやり直し・・・
でも結果が出た時の喜びはひとしお
文系でもなんとかなるもんだな〜と楽しくなっています

さてさて。
合名山(ごうめいやま自社畑)に植えているレゲントが真っ黒に成熟しました。
喜んでいたのも束の間、早速何者かに食べられてしまいました
食べられた
この食べ方はイノブタか?アライグマ、タヌキ系の小動物か?
毎年一番先に真っ黒になるこの葡萄は物凄く狙われやすいので、
防鳥ネットを掛けてみたり、見えないように傘をかけたりしています。
相手も毎年賢くなってきて、今年は大きな被害を受けました。

シラー、ちょっとずつ色付いてきましたよ
シラー

色々な葡萄たち、今年もおいしいワインに仕上がるよう、頑張ります

担当:見習い
(毎日汗だくです。水分、ミネラル、ビタミン、たんぱく質、大事ですね)

katashimowinerykatashimowinery at 15:56│

2013年06月21日

おかげさまで大阪ワイナリー協会発足式&第1回ワイン会を無事に開催することができました。
皆様、ありがとうございました。

さてさて。
2006年、弊社が初めてワイン用ぶどうでこの認証をいただきました。
それ以来毎年審査を受け、エコ農園を守り続けています。

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自社で管理している全部の畑で申請しています。
ご覧の通り凄い枚数です(笑)
畑作業に余裕ができ次第、1枚1枚、畑に掲示します。
申請するのも審査するのも掲示するのも大変。
そして減農薬で畑を維持するのはもっと大変。
でも安全と安心には代えられません。

これからも安全なワインをお届けできるよう、取り組んで参ります。

担当:見習い
(雨の日が続きますね。ぶどうの病気が心配です。)

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2013年05月14日

すっかり初夏の陽気ですね。

今シーズン最終の梅揚げをしました
ワイン漬けの立派な梅、良かったら取りに来られませんか?

クリームチーズと合わせてクラッカーに乗っけるだけで立派なおつまみにもなりますよ
作り方は去年の林のブログをご参照ください↓
(ブログ内の 梅1:チーズ1 より、私は 梅2:チーズ8 くらいのほんのり梅味が好みです

赤ワイン梅酒の梅、いりませんか?

もちろん無料です。
今月末まで残しています。
必要な方は事前連絡の上、割り箸とタッパー持参で来てください。

連絡先 カタシモワインフード
電話 072-971-6334 
メール kingselby@kashiwara-wine.com
(勝手ながら土日祝はお休みをいただいております。)

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ブログの為にワイングラスに移しておいた梅を、梅容器を片付けている一瞬の隙に山本に食べられてしまいました
見た目もかなり美味しそうなので、食べたい気持ちは分かりますが・・・
山本に注意しつつカメラを用意している隙に、今度は社長にもパクッと食べられてしまいました。
自由過ぎです(笑)
結局ワイングラス入りの写真は撮るのを諦めました

ちなみに、余った分は無駄なく肥料にします。
最後は種が残るんですけどね(笑)

担当:見習い
(目がいい方の中にはワイナリー見学で畑を回っている時に梅の種を発見される方もいらっしゃいます

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