2010年11月29日

「竜田道と業平道伝説を探る」と言うシンポジウムを聞きに行って来ました

想像以上に大盛況で、先着150名にもかかわらず開始20分前に着いた時には一番後ろの席しか空いていませんでした。
柏原の皆さんの歴史への興味の深さに驚きました。

ワイナリー見学の際に、ワイナリーの目の前にあった「智識寺」について、「薬師寺と同じ伽藍配置」とご説明しています。
「智識寺」(遅くとも660年頃にはあったと考えられている)は「薬師寺」(680年)よりも前の建物、つまり・・・「薬師寺」よりも数十年前に当時最先端の伽藍配置を取り入れていたそうです。

この「智識寺」の盧舎那仏像が東大寺の大仏(752年開眼)を建立するきっかけになったという有名なお話があります。
山梨県の甲州ブドウ伝説に出てくる行基は奈良の東大寺の大仏建立も手伝っており、度々「智識寺」を訪れていたようです。

日本史は苦手だったんですが、身近なことから始めると面白いですね。

担当:見習い
(お客様に強く強く強く!お勧めいただいた「美貌の果実」読ませていただきました。甲州の100年古木の精がイケメンの少年の姿で出て来るのですが、もし、それがウチの古木三姉妹だったら・・・きっと大阪のパワフルなおばちゃんの姿x3なんだろうな。なんて考えているとちょっと元気になりました(笑)内輪ネタですみません。)

katashimowinerykatashimowinery at 01:49│修行記 | 歴史もろもろ