2009年04月13日
4月12日(日曜日)晴天
柏原市青少年キャンプ場にやってきました。
キャンプ場につくや否や、ショベルカーが目に入ってきます。
今日は柏原青年会議所主催の2000年に埋めたタイムカプセルを
掘り起こすイベントに来ています。
ちょうど2000年に柏原青年会議所が創立30周年の節目を迎えました。
このときに次世代へのメッセージとして、
その時の数々の記念品をカプセルに収めました。
その記念品とともにカタシモワイナリーのワインも埋められているのです。
早速、掘り出し作業の開始です。
開始わずかで、タイムカプセル発見です。
意外と浅い所に埋められていました。
タイムカプセルは塩ビのパイプを二重構造にしていました。
サンダーで中身を壊さないように、蓋を切りとります。
いよいよ、タイムカプセルから記念品を取り出します。
何故かわかりませんが、カップヌードルや当時のお金などが出てきます。
ようやく、記念品らしい横断幕やジャンパーなども出てきました。
なかなか、ワインが出てきませんでいたが、ようやく最後に発見。
10年前のプラスチックバックはワイン色だったんですね。
早速、中身を確認。
手に取ってみると、10年間地中で寝かされていただけに
芯から冷たさを感じます。
会員の皆様が当時の思い出を綴った横断幕をともに記念撮影。
私も一人、ワインともに記念撮影。
キャンプ場なので、掘り起こした個所をちゃんと埋めなおしました。
さあ、この10年間、地中で熟成されたワインで乾杯です。
気になるお味の方は、意外や最初に果実を感じさせる香りです。
続いてオークの香ばしい香りです。
そのワインを飲んでみると、すごくまろやかながら、
タンニンの膜を口中に感じる重みのあるワインでした。
自然のセラーが生み出したものだと、驚きながらも
十分、堪能しました。
会員の皆様も10年の思いとともに味わっていました。
後日、このワインをワイナリーのスタッフでテイスティング。
10年の熟成さに感動でした。
醸造部 境野
katashimowinery at 18:57│