2006年12月10日

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今年も剪定作業の季節がやってきました。この剪定作業は来年のぶどうの良し悪しを決める第一番目の大事な作業なんです。そしてこの時期の畑には二番なりのぶどうがなっています。

この二番なりぶどうは、樹勢を抑えてぶどうに栄養が十分にいくよう、夏前に「つるとばし」という作業をするのですが、このつるの手前の芽が伸びてまた新たに実ったぶどうのことを呼びます。本当にぶどうの生命力の強さには毎年感動させられます。

二番なりぶどうのお味ですが、糖分が高く酸も十分あり大変美味しいものです。このじきの畑作業には水筒やおやつなどは持って行きません。この二番なりぶどうが一番のごちそうで、作業の疲れを癒してくれるのです。事務所・工場での日常業務から離れ、畑作業に出掛けることのできる週末が待ち遠しい毎日です。これも二番なりぶどうを食べることができるからでしょうか?

写真はマスカットベリーAの二番なりと、来年ぶどうを実らせる剪定後の枝です。




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