2016年02月10日

おはようございます、醸造部の林英達です。

先日、『アントワーヌとカタシモワインの会 〜牡蠣編〜』を開催いたしました。

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三重県産的矢カキをふんだんに使った牡蠣づくしのコースとカタシモワインのマリアージュをお楽しみいただく催しです。会場は、近鉄堅下駅すぐのフレンチレストラン「アントワーヌ」。

ここの太田シェフは、大阪あべの辻調理師専門学校フランス校卒業後、
アルザスのレストランで研修を経て
神戸北野レストラン ジャンムーラン
神戸北野レストラン ぺルージュ
神戸北野レストラン ル・パッサージュ、
で勤務したのちに、生まれ育った柏原にレストランを開業しました。


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繊細でありながら、素材そのものの香りと旨味を最大限に引き出す伝統的な料理を得意とします。今回も様々な手法を駆使して、牡蠣の特徴を生かしたバリエーション豊富なコース料理を披露してくれました。

今回のメニューを紹介します。

まずは生カキ。。。


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的矢カキの特徴は、ミネラルたっぷりな磯の香りと食感の良さです。その特徴をまずは味わってほしいというシェフの意向により、牡蠣で乾杯するという異例のスタートとなりました。

海水を含んだ牡蠣を頬張った瞬間、香りが口の中にふわ〜と広がります。鼻に抜ける磯の香りがいつまでも続くようです。

次に、カキのポシェ

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カキと瀬戸地鶏のテリーヌ
砂ズリとカキのバータブリック

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カキのロワイヤル
カブと青のりのソース

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仔羊背肉のロースト
カキのプロヴァンサル

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メインディッシュは、
カキのパイ包み焼き クリビアック風
カタシモ赤ワインソース

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カキのパウンドケーキ 氷結ワインのサヴァイヨン

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今回のコースのメインディッシュ、「カキのパイ包み焼き クリビアック風カタシモ赤ワインソース」は
今月中に限りアントワーヌにてお召し上がりいただけます!(※要予約)

カキの燻製と、カキの出汁で炊いたリゾットとほうれん草をパイ生地で包んで焼き上げました。

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焼けたパイの香ばしい香りが食欲をかきたてます。カキは燻製すると旨味がさらに増します。サクサクのパイと、燻製されたカキの香りはとてもよく合います。

ほのかに樽香のする飲み口の軽やかな赤ワインと合わせれば、桜チップで燻された香りがさらに心地よい余韻となります。

期間は今月いっぱい(※的矢カキの入荷があるまで)です。
お問い合わせは、アントワーヌまで。
Tel 0729720098

『アントワーヌとカタシモワインの会』、次回は初夏の食を題材にしたワイン会を企画しています。
どうぞお楽しみに!

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