2013年05月20日

  お隣、八尾にある有名フレンチレストラン「ボンシィク」さん。

ここのシェフの板東さんは、カタシモワイナリーの畑に毎週通ってくれてます。



もはや恒例になりました、板東シェフとの合同イベントが先日も行われました。


本来ならば、つい先日完成いたしました畑の中のテラスでの予定だったのですが、
天気予報に従い、
搾りで使う屋内スペースをレストラン仕様へと変えました。

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まずはウェルカムドリンクとして、たこシャン マグナム。

こういったパーティー向きの、インパクトある一本です。



“シェフよりご挨拶の一皿 和の食材をフレンチで”

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ヨコワのお寿司、鮎、トリ貝とじゅんさい、ハモと水ナスの前菜盛り合わせです。
飾りで敷かれているのは、もちろん合名山のぶどうの葉っぱです。
お洒落ですね〜。





これに合わせますは、
堅下甲州 合名山南西畑2012

日本酒のようなニュアンスも持つ、包容力のある優しい酸味と果実味が和の食材にマッチします。





“完熟トマトに詰めたズワイガニのサラダ
ハイビスカスとトマトコンソメのエキューム”

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これには、
合名山シャルドネ2012 木樽内発酵

ワインの味わいは瓶詰めされても変化を続けます。
前日のテイスティングであまりに状態が良かったので、急遽ラインナップされました。


“オマール海老のソテーと、帆立とキノコのラビオリ
3種類のソースで”

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これには、
たこシャン 250ml ロゼ

期待度が増す鮮やかな色。
きめ細かい泡とドライな味わいの奥にほのかに香る甘味が、魚介の旨味によく合います。




“シャラン産 鴨のロースト、フォアグラと焼きナスのテリーヌ
シェリービネガー風味 キャンディドルチェのドレッシング”

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そして、
メルロ・マスカットベリーA2012

マスカットベリーAのふくよかな酸味から、木樽熟成されたメルロの力強い味わいへと、
グラスの中で、ゆっくりと変化していく様を楽しめる一杯です。


さらには、木樽から直接注がれたワインを楽しんでいただくサプライズ

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“70℃でゆっくり加熱した、
黒毛和牛のヘレ肉とフランス産牛ロース”

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合名山メルロ 2009

果実味豊かなメルロは木樽熟成により、フルーツいっぱいのロールケーキのような香りで、
少し嗅ぐだけで思わず口元が緩んでしまいます。

そして、口の中で溶けるほど柔らかいのにしっかりと脳裏に残る肉の旨味と、優しい樽の余韻が絡み合う幸せ・・・。


そして、デザートにはグラッパ デラウェア35°と赤ワイン梅酒を合わしました。

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〆は、ぶどうの葉のお茶

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合名山のぶどうの葉をゆっくりと煮出すと、茎や葉の渋みと酸味にほのかにぶどうの香りのする上品なお茶が出来ました。


あいにくの天気でしたが、それを感じさせない爽やかな料理で、会場は笑顔に満ち溢れていたように思います。


今後も板東シェフとは様々なイベントを企画行きますので、ご期待ください。


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