2008年05月
2008年05月25日
ぶどうの花の香り漂うヴィンヤード


今年もぶどうの花が咲く季節になりました。この時期ぶどう園で仕事をするのが凄く楽しみです。ぶどう園にいるだけで心がなごみます。いまのぶどう園はお花畑のように色んな香りが漂ってきます。ぶどうの種類によって香りが異なるからです。アメリカ系のぶどうの香りはヨーロッパ系のぶどうより甘い香りが強く感じます。また、薔薇の花の香りや、バニラの香り、ランの花、あけびなどなど。花の名前をあまり知りませんので表現がへたでもうしわけありません。もうすぐ満開の時期がきます。それまでにぶどうの花切り作業を終わらせたいのです。一つの新芽に花が三つ程付きますが、それを一つにするとともに花を半分ぐらいまで小さく切ってぶどうの色付きと粒太りを良くするための作業をします。きりがない程の花の数です。気が遠くなりそうです。その後の作業は長く伸びたぶどうのつるの先端を切る摘心作業です。できるだけぶどうの実に栄養をいきとどかせるためです。毎日が忙しくて目が回るほどです。お客様の中で興味のあるかたは是非手伝いに来て下さい。お願いします!
レポート 高井
2008年05月22日
カタシモワイナリー5番目の自社畑、「上品畑(カミシナバタケ)」
夏本番を思わせる日がつづき、たまに吹き抜ける風がひときわ心地良く感じられます。
この暑さにつられて、葡萄たちの成長はぐんぐん進んでいます。
私たちの手に負えないぐらいの勢いで。
今は工場の女性スタッフにも畑を手伝ってもらい、
総動員で芽押さえ、花きりに追われています。
今年の畑作業が例年以上に忙しい理由は上品畑(カミシナバタケ)というぶどう園が新たに加わったからです。持ち主の方が高齢になり、これ以上ぶどう栽培を続けることが困難になったのですが、このぶどう園が長期営農継続認定農地であるため、手放すことも容易ではありません。そこで、カタシモワイナリーが栽培を受け持つことになったのです。
この上品畑ですが、大きさは約2反ほどで、南北に長い棚式の畑です。
合名山畑南側から道を隔てた西の位置にあります。
ぶどう品種は南側から3分の2ほどがマスカットベリーA種、残りの北側部分が甲州種です。土壌は堆積土壌のため、マスカットベリーAの色付きも期待できます。
カタシモワイナリーの5番目のぶどう園となった上品畑、今後美味しいワインを造るための良質のぶどうを私たちにもたらしてくれることでしょう。
話は戻って、ぶどう園を取り巻く環境にはさまざまな問題があるのが事実です。今回の事例に限らず・高齢化・後継者不足・コスト高など、日本全国の農業はその維持・発展が困難な状態になっています。
カタシモワイナリーとしては、作り手不在となるぶどう園を助けていき、柏原の名産であるぶどう作りとワイン造り。そしてその歴史を守り続けるようにがんばって行きたいと考えています。
醸造部 境野
katashimowinery at 19:37
2008年05月06日
待ったなしの芽押さえ作業



この時期ぶどうの芽が一斉に伸びだします。このぶどうの芽の成長するスピードには目を見張るものがあります。1日に10センチ程伸びることもあるんです。
ぶどうの芽はご覧のようにぶどう棚の上に直立して伸びていきます。このまま放置すると、ぶどうの芽同士が絡みあって来年の剪定作業に悪い影響を及ぼすばかりか、ぶどうの粒が太らないことも予想されます。
また、風が吹くと デリケートな新芽は簡単に折れてしまいます。せっかく良いぶどうの芽がついているのに台無しになってしまうことになるんです。
そこで重要になるのがこの時期の「芽押さえ」作業です。ご存知ないとは思いますが、この「芽押さえ」実はとても難しいんです。とりわけシャルドネはデリケートで簡単に折れやすく、気をつけて作業をしなければなりません。芽先をつかんでゆっくりと優しく棚に結束します。芽の根元に力が掛からないように細心の注意が必要です。長年の経験がものをいうところです!
ところで、今年は堅下甲州ぶどうの粒つきが芳しくありません。このままでいくと例年と比べ、収量にして10〜20%程落ち込むことも予想されます。
原因としては「窒素肥料の過多」の可能性を感じています。或いはその他に取り組んでいるある試みが影響しているのかも知れません。
いずれにせよ 来年は肥料の種類とタイミングを変える必要を迫られるかも知れませんね。
何はともあれ、あと2週間は芽押さえ作業が続きます。頑張ってやらなくては!
レポート 高井
katashimowinery at 21:33


